【リアル体験談】HSPの私が人生を劇的に変えた。答えはこんな考え方でした。

導入・共感・問題提起:「どうして自分だけ、こんなに疲れてしまうんだろう」

職場で誰かが少し不機嫌そうなだけで、

「私が何か悪いことをしたのかな」と胸が落ち着かない。

頼まれごとを断れず、帰宅する頃にはなんでOKしたんだろうって、

おかげで心も身体もすり減っている。


そんな自分を「弱い」「面倒くさい」と責め続けて、ますます生きづらくなる。

かつての私はまさにそうでした。

でもそんな自分、結論から言えばそれは欠点ではありません。

自分には刺激や感情に繊細な気質があるだけ。
気質は変えなくていい。変えるのは考え方(捉え方)です。

この記事では、私が実際に試し、人生の見え方が180度に変われた考え方を体験談とともにお伝えします!

今もっと生きやすくなったらいいのにと思う人は、

是非最後まで読んでください。


体験談:生きづらさに押しつぶされそうだった日々

新卒で入った職場では、とにかく「空気」を読むことに全エネルギーを費やしていました。


上司の表情、同僚の声のトーン、会議室の温度や蛍光灯の明るさまで気になって集中できない。


「嫌われたくない」「迷惑をかけたくない」という思いから本音は飲み込み、

自分じゃなくてもいい雑務を残業してでも終わらせ、手伝いや頼まれごとも断れない。


休日は休めばいいのに、「何か生産的なことをしなきゃ」と思い込んでさらに疲れる。


夜になると一日の小さな失敗を反芻し、「やっぱり自分はダメだ」と自己嫌悪のループ。

ある日、電車の中で動悸が呼吸が荒くなり降りられなくなりました。


「このままでは続かない」と心の底から思ったのが、私の転機でした。


気づき:外側ではなく、内側の“捉え方”を変える

きっかけは、心理学の本で見つけた一文でした。


「HSPは感じすぎるのではない。“気づきが多い”だけだ」


この言葉を見てなんとなく頭に入ってきたとき、自分の目の前が少し明るくなった感覚がありました。

私はずっと「過敏だから直さなきゃ」と自分を矯正しようとしていた。


けれど、過敏さを“欠点”から“アンテナの良さ”に言い換えたとき、
外の状況を変えなくても、内側の緊張が少しずつほどけていきました。


私が実感したのは、

環境を劇的に変える前に、思考の向きを変えるだけで生きやすさは増すという事実でした。


実践:HSPの私が人生を変えた3つの思考習慣

①「人にどう思われるか」より「自分がどう感じるか」を優先

以前の私は、相手の評価を羅針盤にしていました。
今はまず「私はどう感じている?」と自分にたずねます。


誘いを受けたとき、「楽しみより疲労が勝ちそう」と感じたら断ってOK。


短く丁寧に伝えれば、関係は壊れません。
自分の感覚を最優先にする選択は、自己尊重の第一歩でした。

②「感じすぎる自分」を責めず、観察する

不安や緊張が湧いた瞬間、以前は「またか、ダメだな」と責めていました。


今は実況中継のように捉えます。
「今、不安が10段階中7くらい。胸がつまってる」「今日は先輩忙しそうだな」。


評価ではなく観察に切り替えるだけで、感情の波が自然に小さくなります。

良い動きができたり、気を遣えたり、

それに気づけた自分も「ナイス観察」と小さく称賛するのもかなり効果的でした。

③「完璧」より「穏やか」を目指す

100点を取りにいくほど、HSPは消耗します。


私の合言葉は「穏やか最優先」


資料は“分かりやすい80点”で十分。


家事は“今日は60点でOK”。
基準を柔らかくすると、エネルギーの残量が増え、本当に大切な場面でそこそこの力を出せるようになりました。


行動:今日からできる簡単リセット習慣

  1. 朝の3呼吸+ひとこと宣言
    起きたら深く3回吸って吐く。その後で「今日は自分を大切にする」と声に出す。1日の土台が整います。
  2. 情報ダイエット10分
    SNS・ニュース・通知を10分だけ減らす。余白が生まれ、心のノイズが下がります。
  3. 夜の“安心ジャーナル”
    寝る前に「今日、心地よかったことを3つ」メモ。小さな快の記録が自己肯定感を底上げします。
  4. 五感のセーフルームを用意
    好きな香り・BGM・柔らかい照明・ひざ掛けなど、落ち着くセットを一式用意。帰宅後3分で回復できます。
  5. 断り文句のテンプレ化
    「すみません、その日は難しそうです。別日に◯◯なら可能です」。
    一文用意しておくだけで、無理な受諾が減ります。

ミニFAQ:よくあるつまずきとリカバリー

  • Q. 断った後に罪悪感が強い
    A. 「断る=関係破綻」ではありません。
    断った自分を責めそうになったら、「私は自分の体力を守れた」と事実を肯定。
  • Q. 観察しても不安がおさまらない
    A. 体を先にゆるめるのが近道。
    足裏を床に感じ、肩を3回回す、温かい飲み物を一口。身体経由のアプローチが効きます。
  • Q. 穏やか最優先にすると怠けてしまいそう
    A. 穏やか=怠けではありません。
    エネルギー配分が整うと、むしろ“ここぞ”で集中できます。

まとめ:繊細さは、人生をやさしく動かすエンジン

HSPの繊細さは、弱さではなく「気づける力」
外側を無理に変えなくても、捉え方と小さな習慣を整えれば、世界の解像度は優しく変わります。

今日からできるのは
「自分の感じ方を最優先にする」「観察して褒める」「完璧より穏やか」。
この3つの思考習慣が、あなたの毎日に静かな追い風を起こします。

どうか覚えていてください。
あなたの繊細さは、人生を劇的に変える才能です。

不安で動けないときは、勝手にハードルを上げてしまいますよね。

わかります。この解決方法も今後出していきます。

忘れていればコメントください。

最後までご覧くださりありがとうございました。

この記事を書いた人

ライター

学生時代から繊細な心と二人三脚。うつや不安障害と向き合う。製薬会社の開発部で約6年勤務後、独立。寛解の経験をもとにHSP、繊細さんへの発信に注力。